- 2009-01-04 (日) 15:03
- 洋楽

ブリティッシュ・フォーク、三種の神器 その1。Tudor Lodgeで「Tudor Lodge」です
オフィシャルサイト
ブリティッシュ・フォークと言うと、Nick DrakeとVashti Bunyanしか聴いた事がありませんでした。ネットで色々調べていくと、「ブリティッシュ・フォーク、三種の神器」と呼ばれる3枚の作品がある。との事で、聴いてみました。
当時、売れに売れた3枚という意味ではなくて、プログレ側から見ての「プログレッシヴ・フォーク」を代表する3枚です。
Tudor Lodgeは、ジョン・スタナードとリンドン・グリーンの男性2人に、アメリカ人女性アン・スチュアートが加わった3人組です。

“プログレッシヴ・フォーク”というイメージはあまり音から感じませんでした。1音1音しっかり聴くと、曲の展開で少し変わった所があります。
アンの綺麗な歌声を中心に、素朴な感じがする男性2人の歌声が時折絡む。アコースティックギターの音に、ピアノ、フルート(アンはフルート奏者でもある)、オーボエ、弦楽器などが重なります。あまりトラッド(ヨーロッパの民族的、民衆的音楽)の匂いは感じません。
前者のプログレ性よりも、後者の特徴が際立っています。
冬、積もった雪が溶けて、それがやがて小川となり…そんな風景が頭をよぎります。(歌詞を見ると、秋という印象が強いのですが)
牧歌的で優しく、そして、聴いているとふと心が和む作品です。
変形6面開きジャケットというのも非常に凝っていて、面白いです。
YouTube – Tudor Lodge – It All Comes Back To Me
ちなみに、バンド名はテューダー朝から。
Tudor Lodgeは、その後、アンがバンドを離れ、Fairport Conventionのリチャード・トンプソンの奥さんが一時的に参加したりしますが、解散。リンドン・グリーンは音楽活動引退後は日本で生活しているそうです。
ジョン・スタナードは1997年に、リン・ホワイトランドという女性を迎え、Tudor Lodgeとしての新作をリリース。その後も活動しているようです。
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